半世紀以上前のレンズで写真を撮る②
50年以上前のシネレンズ。アルコ写真工業 CINE-W.ARCO 6.5mm f:1.4 半世紀以上も前のレンズでの試し撮り第2回。
前回の夜間の撮影に続き、同じ場所で日中の撮影に挑戦。
PENTAX Q10での撮影です。比較しやすい様に、f値毎に撮影してみました。
まずは、最も明るい最大開放f1.4で撮影です。
甘くにじんだような、ほんわかなイメージの写真です。四隅は少しケラれてしまします。
次に1段絞ってf=2での撮影です。
f=2では少し中央付近がシャープになった感じ
次はf=2.8での撮影です
f=2.8更に中央部を中心シャープさが増してきました。
次はf=4です。
f=4での撮影は全体的にシャープになった反面ケラレも大きくなりました。
次の写真は f=5.6です。
f=5.6は被写体のディテール全体がしっかり写っている感じです。
更に絞ってf=8、f=11、f=16(絞り最大)での撮影です。
ケラレ部分を削除するためトリミングしてみました。
写りの比較のため、純正レンズの 01STANDARD PRIME での写真は次です。
半世紀前のシネレンズは、ぼんやりとしてレトロな記憶の中のイメージのような感じの写りで味のあるように感じますが、記録写真としてはイマイチです。今のレンズとは全く別の付加価値であることがわかります。
レンズ遊びは楽しいので今後も撮影したら公開していきます。
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